あくまでも “文房具”
学校へ持っていってもギリギリ先生に怒られない。文房具の皮を被ったグレーなオモチャ
通称【合法玩具】※ワタクシが命名
授業間の10分休憩…あるいわ授業中…
この合法玩具で、友達と一瞬に遊ぶのが楽しくて楽しくてたまりませんでした(^^)
《学校の中でオモチャを使って遊べる》
この、高揚感が…
たまらなくて…
たまらなくて…(*´ー`*)
自分達の世代の合法玩具と言ったら、なんといっても
【バトルえんぴつ】通称 【バトえん】
これが、最強にして至高の一品でした。
鉛筆なんだけど、トレーディングカード的なワクワク感(^^)
ルールも鉛筆を転がすだけなので、サクッと遊べて本当に面白かった!
文具と玩具の良いとこ取りをした、このアイテムが本当に大好きで人気でした。
特にドラクエシリーズは凄まじい人気だった!
さてさて、本日は
そんな『バトえん』をご紹介(^o^)!
…するのではなく…!
バトルえんぴつの牙城を崩す事が出来ず…
時代の波に埋もれてしまった…
挑戦的な合法玩具を紹介させて頂こうと思います!
アクション キャップ
本日ご紹介させて頂きますのは
2002年にTOMY(現:タカラトミー)から発売された
【4v4嵐 サッカーえんぴつ】
皆様ご存じでしょうか?
月刊コロコロコミックにて、2000年3月~2001年12月号まで連載された
こしたてつひろ氏の漫画作品
【GET THE GOAL‼ 4V4嵐】
本作から誕生した玩具が、本日紹介する
【サッカーえんぴつ】になります。
【サッカーえんぴつ】。実は…当時買ってもらって
学校へ持っていって遊んでたんですけど、私の小学校では全然流行らなくて…( ノД`)シクシク…
人知れず消えて行った…悲しき合法玩具なのですよ。
このまま完全に…人々の記憶から消えてしまう…
そんなの悲しいじゃんか!
何より本品、
かなり挑戦的で面白い一品なのでこの際、紹介させて頂けたらと思います( ´∀` )
開封(キックオフ)!
パッケージはこんな感じ( ´∀` )
パッケージを開封してみると、中には…
フィギュア と えんぴつ
そしてサッカーボール型の消しゴムが入っています。
フィギュアはこんな感じ。
大体6㎝くらいかな。
頭頂部には、何やら大きな穴が開いています。
この穴にえんぴつを差し込んでみると…
右足を前に蹴り上げる動作を行います!
つまり…!
この蹴り上げる動作と付属のサッカーボール型の消しゴムと組み合わせると…
机上でサッカーを楽しめちゃう一品なのであります( ´∀` )
休み時間、あるいは授業中に本格的なサッカーバトルが楽しめちゃう本品
一番重要なのは、
玩具ではなく…あくまでも
【文房具】って所‼‼‼‼
フィギュアはついていますが…これは
【えんぴつキャップ】であり
サッカーボールの形をしてるし…全く消えないけれど…
これは【消しゴム】なのであります。
《玩具》ではなく【文房具】なので、学校に持って行っても問題なし!
万が一先生に怒られても…「これは、文房具ですよ!」
てな、言い訳で逃れられる…
小学生からしたら夢のようなアイテムってなわけです(^^)/
試合終了
当時小学生だったワタクシも、
おばあちゃんに【サッカーえんぴつ】を買ってもらい、意気揚々と学校に持っていきました。
モノ珍しい一品に群がるクラスメイト。
そりゃあもぅ…僕はヒーローになった気分でした。
ただ…子供の興味ってのは光の速さで変化していくもの…。
次の休み時間には誰一人【サッカーえんぴつ】に触れることはありませんでした( ノД`)シクシク…
同じモノを持っている友達がクラスにいたら、また違ってたんでしょう。逆に…サッカーえんぴつ大ブームが起きていたかもしれませんね。
(そう思うと…子供向けの玩具って、流行らせるの難しいし、ブームを作り上げた品々は超凄い事なんだと思います。)
んで…誰一人【サッカーえんぴつ】の存在を忘れたその日の5時間目…
先生にサッカーえんぴつが見つかった僕は…威勢を張って
「これは文房具です‼‼‼‼」
と、言ったのですが…
まぁ…予想の通り
怒鳴られ…没収されてしまいました。
この日を最後に学校へ持っていく事はありませんでした…
こうして…僕のクラスから忘れ去られた
【サッカーえんぴつ】
流石に…アレを文房具と呼ぶには無理があったのかもしれませんね…
ギリギリなラインを上手いこと攻めたバトエンって本当にマジすげぇんだと思いました。
流行らなかったし、売り上げ的には失敗した玩具なのかもしれない。
でも…
【サッカーえんぴつ】の挑戦的な姿勢と、本格的なサッカーが楽しめるギミックは唯一無二で本当に面白いし最高だと思うんです。
このまま誰からも忘れ去られてしまうなんて、勿体なすぎると感じました(´;ω;`)ウゥゥ
このブログを通じて…
本品を知ったり、逆に思い出したりして楽しんでもらえたら幸いでございます。
流行らなかった玩具にこそ魅力アリ!これからもいろいろ紹介出来ればと思います!
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